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気分は「La Vie en Rose(バラ色の人生)」!
花暦は、桜から藤、そしてバラへと移っていきます。
こちらは一輪一輪手描きでバラを描いた総柄のきもの。裾に向かって少しずつ大きく描かれており、一見すると総柄の小紋のようで、ちょっといい帯を合わせて付け下げのようにも装える凝ったデザインです。
かつて女優さんだったという銀座のバーのマダムに、私の著書『母のタンス、娘のセンス』を差し上げたところ、とっても気に入ってくださり、ご自身の大切な一枚を譲ってくださいました。
繊細なバラの線画を邪魔しないように、帯は柄が主張しすぎない同系色でまとめて。母の珊瑚の帯留めを加えて、淡いローズカラーの一揃えに。
まだまだコロナ禍の不安は続きますが、気持ちだけでも前向きに!品の良いバラの花びらに包まれ、心の中でエディット・ピアフの「La Vie en Rose」を口ずさみ、さてどこへお出かけしましょう。
おまけのショットは、庭のクリスマスローズを玄関に。招き猫を囲んむように活けたら、リズミカルなナイスショットに!
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